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鉄路の彼方へ

鉄路の彼方へ

初夏の旅路〈2〉

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遠望峰山 遠望
遠望峰山 遠望 《平成29年6月上旬》
東海道新幹線:豊橋〜三河安城

数日続いた青空に誘われて
三河湾スカイラインに寄り道
午後の日差しに輝く平原
宅地を縫って広がる麦秋と水鏡
近年定着しつつある季節の風景

名山の旅 付録ページ 釈迦ヶ岳



吾妻渓谷
吾妻渓谷 《平成26年6月上旬》
吾妻線:川原湯温泉〜長野原草津口

やがて沈みゆく渓谷の風景
新たに生まれる公共施設
作ることが目的の
予算に群がる醜い影
夢託す時代はなお続く



夏山近し
夏山近し 《平成26年6月上旬》
飯田線:七久保駅

梅雨の旅路の帰り道
先ほどまでの雨は上がり
雲間に覗く残雪の頂
心は遥か稜線上
夏山近し 高原の駅



紫陽花の季節
紫陽花の季節 《平成28年6月中旬》
東海道本線:早川〜根府川

梅雨間近の此の季節は陽の長さで
紫陽花目当てながらサンライズも視野
然しながら彼是準備不足の腕足らず
試行錯誤で一番ましな一枚も不満散在
悔恨も自然は一期一会でその時限り



夏深まる
夏深まる 《平成28年6月中旬》
箱根登山鉄道:塔ノ沢〜大平台

青空高く
指し込む日差し
渓谷深く
緑深まり
夏深まる



紫陽花電車
紫陽花電車 《平成28年6月中旬》
箱根登山鉄道:塔ノ沢〜大平台

紫陽花自慢の箱根の登山電車
建設以来の縁もあって
数年前から凝り始めたのは
スイス姉妹鉄道イメージ塗装
黄色い帯は一等車なんだよ



スイッチバック
スイッチバック 《平成28年6月中旬》
箱根登山鉄道:大平台

スイスのベルニナ鉄道を範として
建設された箱根登山鉄道
あちらのお国ではもっぱら九十九折れなのに
当時の日本の鉄道技師は
スイッチバックがお気に入り



塔ノ沢駅
塔ノ沢駅 《平成28年6月中旬》
箱根登山鉄道:塔ノ沢駅

鉄道の撮影は残念ながら専ら自家用車移動
ナビに載っていない急坂を登っていくと予想外
辿り着けるとは思ってもいなかった塔ノ沢駅のすぐそば
何の知識もなく夕闇迫る秘境駅を散策
不思議な魅力溢れる駅だったのも想定外



きのくに線
きのくに線 《平成29年6月中旬》
紀勢本線:新宮〜三輪崎

梅雨の中休みの五月晴れ
気象衛星画像に触発され
重い腰を上げて旅立った
雲一つない空映す黒潮の海
きのくに線の旅路彩る



雨の大橋
雨の大橋 《平成25年6月下旬》
中央本線:奈良井〜藪原

雨が降る
緑輝き
雨は降る
里を潤し
雨降り続く



鵜飼の宵
鵜飼の宵 《平成30年6月下旬》
名古屋鉄道:犬山遊園〜新鵜沼

数年前の記憶を頼りに再挑戦
木曽川うかいのこの画角
チャンスは一瞬 運任せ
汽車は来たけど迫力不足か
今度は屋形船に乗ってみよう

季節の一枚 ページ



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